兄弟の絆!シドよ祖国に眠れ
▲放送日/1989.09.17
▲作画監督/井上栄作 原画/丸山泰英・関智明 動画/武藤健一・蜂須賀英樹 他
▲脚本/菅良幸 絵コンテ/箕ノ口克己 演出/箕ノ口克己
▲新キャストなし
ストーリー
互いに最大の拳を繰り出す激闘が始まった。だが、セブンセンシズに目覚めた一輝は、次第にバドの小宇宙を圧倒し、ついにバドの拳を打ち破る!!潔く負けを認めた、死を覚悟するバド。その時!瀕死のシドが一輝をはがい絞めにし、自分ごと拳で打て、と言う。シドは不遇の兄の存在を知っており、常にそのことで心を痛めていた。力尽き、自分の腕の中で息を引きとった弟を抱くバドに、もはや憎しみは存在しなかった。バドは一輝と瞬に自分たちの果たせなかった夢を託すと、いずこへ去っていった・・・
名セリフ
バド「兄弟だの友だのといっても、人はみな我が身が可愛いのだからなぁ!」
瞬「僕は何度でも兄さんと共に立ち上がってみせる。」
シド「あなたの憎しみは当然だ。でも!これだけは伝えたかった。このシドも父や母も、けしてあなたのことを忘れたことはなかったと。しかし、あなたはこのシドを救おうとしてくれた。もはや!このシドにとってこの世に何の悔いもない。まして血を分けた兄のあなたにゼータ星の神闘士を託す事ができるのだ。さぁ・・今度はこのシドがあなたを助けるばんだ私に私に構わず拳を!拳を!放つのです。」
バド「フェニックス。お前は不幸な宿命の元に生まれた兄弟でも幸せに暮らせる世の中が来ることを信じて戦うといったな。その言葉バドも信じてみたくなった。」
感想
井上氏のバドが一番カッコ良く感じられたのは自分だけでは無いはずです。宿命の双子星である二人の運命に決着もつき寂しいながらもスッキリするストーリーでした。いくときもバドの存在を忘れなかったシドに対し、拳を放つことが出来なかったバドはとても印象的です。日の光を浴びず影として生きてきたバドに、兄弟という光が差し込んだ瞬間。大切な何かを思い出させてくれる感じがします。今度生まれ変わるなら、平和なアスガルドの地で暮らして欲しい。